ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金2002億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比13.7％減の2002億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同13.1％減の1916億円だった。

　個別ではＳ＆ＰＧＳＣＩ商品指数 <1327> 、ＥＴＦＳ　総合上場投資信託 <1684> が新安値。

　そのほか目立った値動きでは上場中国Ａ株パンダ <1322> が13.33％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が8.20％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が5.46％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が5.13％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が4.32％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は3.91％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.34％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が223円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1253億3100万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1771億2000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が398億7000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が70億7900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が60億2800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が35億8600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が29億3800万円の売買代金となった。

株探ニュース