ETF売買動向＝3日前引け、日興ＳＰ５百、野村外国株式が新高値

　3日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比4.2％増の1483億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同3.2％増の1196億円だった。

　個別ではグローバルＸ　ｅコマース－日本株式ＥＴＦ <2627> 、ｉシェアーズ　Ｓ＆Ｐ　５００米国株　ＥＴＦ <1655> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2513> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ野村ＡＩビジネス７０ <2067> 、ＭＡＸＩＳ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）上場投信 <2558> など18銘柄が新高値。ｉシェアーズ米国債２０年超ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2621> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではダイワ上場投信・ＴＯＰＩＸＥｘ－Ｆｉｎａｎｃｉａｌｓ <1585> が3.26％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は6.92％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> は4.81％安、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> は4.22％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が190円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金692億2800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金は728億3100万円で、やや下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が170億4700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が130億5700万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が48億6600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が43億900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が41億2600万円の売買代金となった。

株探ニュース