ETF売買動向＝10日前引け、ｉＳ新興国株、野村マレシアが新安値

　10日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比30.9％減の930億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同29.2％減の900億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ブルサ・マレーシア <1560> 、ＮＥＸＴ　自動車・輸送機 <1622> 、ｉシェアーズ・コアＭＳＣＩ　新興国株　ＥＴＦ <1658> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が新安値。

　そのほか目立った値動きではｉシェアーズ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> は3.88％安、上場中国Ａ株パンダ <1322> は3.58％安と大幅に下落。

　日経平均株価が7円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金655億2500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金は661億7500万円で、同水準の商いとなった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が124億5600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が31億4700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が22億7500万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が16億1000万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が9億6600万円の売買代金となった。

株探ニュース