ETF売買動向＝25日大引け、全銘柄の合計売買代金4583億円

　25日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比165.1％増の4583億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同160.7％増の4191億円だった。

　個別では金価格連動型上場投資信託 <1328> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> 、ＮＥＸＴ　金ブル <2036> 、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　金上場投資信託 <1672> など11銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> 、ＭＡＸＩＳ日本株高配当７０ <1499> 、ＭＡＸＩＳカーボン・エフィシェント <2560> 、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> 、ＮＥＸＴ　運輸・物流 <1628> など8銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が12.84％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が8.17％高、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が4.30％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は8.48％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は6.74％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は5.63％安、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> は4.96％安、上場中国Ａ株パンダ <1322> は4.85％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が781円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2633億8800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1458億6200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が834億4700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が147億1400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が131億300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が122億円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が57億5900万円の売買代金となった。

株探ニュース