ETF売買動向＝29日前引け、ｉＦＥ２２５、ｉＳ先進国株が新高値

　29日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比66.1％増の1762億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同79.6％増の1630億円だった。

　個別ではｉシェアーズ　ＪＰＸ日経４００　ＥＴＦ <1364> 、ダイワＴＰＸレバレッジ（２倍）指数 <1367> 、ＭＡＸＩＳＪＰＸ日経インデックス４００ <1593> 、ＮＥＸＴ　電機・精密 <1625> 、上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジなし <2568> など55銘柄が新高値。日経平均ベア上場投信 <1580> 、ダイワ４００インバースインデックス <1465> 、ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> 、日経４００インバース <1471> 、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> など19銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＯｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> が5.91％高、ＵＢＳ　ユーロ圏小型株 <1388> が3.66％高、マザーズ・コア上場投信 <1563> が3.06％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> は25.97％安、ＮＺＡＭ　カーボン・エフィシェント指数 <2567> は12.46％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が438円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1031億5000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金633億1700万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が308億500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が63億2200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が59億4600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が45億3300万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が44億6400万円の売買代金となった。

株探ニュース