ETF売買動向＝12日大引け、全銘柄の合計売買代金1060億円

　12日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比24.6％減の1060億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同25.4％減の1001億円だった。

　個別では上場インデックスファンドＪリート隔月分配型ミニ <2552> が新高値。金価格連動型上場投資信託 <1328> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　とうもろこし上場投資信託 <1696> が3.33％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.25％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.39％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は3.12％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は3.02％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が74円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金648億1000万円となり東証全銘柄で3位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均766億7900万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が150億2600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が90億2900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が27億3200万円、ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> が21億2200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が18億8600万円の売買代金となった。

株探ニュース