ETF売買動向＝12日前引け、野村欧州株Ｈ、野村タイ５０が新高値

　12日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比15.6％減の1000億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同19.9％減の827億円だった。

　個別ではＵＢＳ　ユーロ圏大型株５０ <1385> 、ＮＥＸＴ　タイ株式 <1559> 、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳユーロ・ストックス５０指数 <2859> が新高値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が6.60％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が3.86％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が3.62％高、ＮＥＸＴ　東証銀行業株価指数 <1615> が3.58％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が3.57％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＺＡＭ　上場投信　東証ＲＥＩＴ　Ｃｏｒｅ指数 <2527> は3.96％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> は3.50％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が9円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金440億8100万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均753億6600万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が105億5700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が69億6100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が58億4900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が55億7000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が49億6900万円の売買代金となった。

株探ニュース