ETF売買動向＝29日前引け、アジア債券、野村ダウＨ無が新高値

　29日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比15.2％減の1616億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同18.6％減の1304億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＳ＆Ｐ５００（為替ヘッジなし） <2633> 、上場インデックス米国株式 <1547> 、ＵＢＳ　英国大型株 <1389> 、ＭＡＸＩＳ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）上場投信 <2558> 、ｉシェアーズ・コア　ＭＳＣＩ　先進国株（除く日本）ＥＴＦ <1657> など29銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　国内債券・ＮＯＭＵＲＡ <2510> 、ｉシェアーズ・コア　日本国債　ＥＴＦ <2561> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００インバース <2842> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　インドブル <2046> が4.85％高、マザーズ・コア上場投信 <1563> が4.53％高、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> が4.09％高、ＵＢＳ　ユーロ圏株 <1387> が3.92％高、東証マザーズＥＴＦ <2516> が3.72％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は6.88％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は5.56％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> は5.42％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> は4.93％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は4.46％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が166円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金837億2500万円となり東証全銘柄で3位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1156億5500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が119億9400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が82億5900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が78億3300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が60億1800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が48億2100万円の売買代金となった。

株探ニュース