ETF売買動向＝22日前引け、ｉＳ米リート、野村ＪＰＸが新高値

　22日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比29.8％減の1575億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同26.9％減の1367億円だった。

　個別ではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> 、ＮＥＸＴ　ＪＰＸ日経 <1591> 、ｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　穀物上場投資信託 <1688> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> など9銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　産業用金属 <1686> が4.00％高、ＮＥＸＴ　電機・精密 <1625> が3.06％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は6.06％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.03％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が591円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金608億2000万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金は604億9700万円で、同水準の商いとなった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が166億4100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が150億5400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が116億8700万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が114億3800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が112億8900万円の売買代金となった。

株探ニュース