ETF売買動向＝4日大引け、全銘柄の合計売買代金4092億円

　4日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比4.3％増の4092億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同6.0％増の3595億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　医薬品 <1621> 、グローバルＸ　Ｍｏｒｎｉｎｇｓｔａｒ　高配当　ＥＳＧ <2849> 、グローバルＸ　米国優先証券　ＥＴＦ <2866> が新高値。ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が8.19％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> が6.74％高、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> が6.22％高、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> が5.84％高、ＮＥＸＴ　商社・卸売 <1629> が5.02％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.55％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００インバース <2842> は3.78％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が776円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2161億円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1706億1000万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が437億800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が275億2500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が202億3300万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が158億4000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が128億1000万円の売買代金となった。

株探ニュース