ETF売買動向＝12日前引け、野村女性活躍、大和４百レバが新高値

　12日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比38.1％減の1387億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同42.3％減の1177億円だった。

　個別では上場インデックスファンド海外新興国株式 <1681> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ日本株女性活躍指数 <2518> 、ｉシェアーズ・コア　日経２２５　ＥＴＦ <1329> 、ｉシェアーズ・コアＭＳＣＩ　新興国株　ＥＴＦ <1658> 、ｉシェアーズ・コア　ＴＯＰＩＸ　ＥＴＦ <1475> など59銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　インドベア <2047> 、ｉシェアーズ米国債２０年超ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2621> 、ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> 、ＪＰＸ日経４００ベア２倍上場投信（ダブルインバース） <1469> 、ダイワ日経ダブルインバース・インデックス <1366> など19銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.66％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.59％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が3.52％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> が3.45％高、上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> が3.28％高と大幅な上昇。

　一方、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> は8.36％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> は5.93％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　金先物　ダブル・ブル　ＥＴＮ <2036> は5.87％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> は4.53％安、純プラチナ上場信託（現物国内保管型） <1541> は4.18％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が47円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金644億6800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1210億2800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が193億5000万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が71億2200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が65億2200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が62億600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が61億1100万円の売買代金となった。

株探ニュース