ETF売買動向＝16日前引け、ｉＳ高配当、アセアン５０が新高値

　16日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比12.1％増の1405億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同13.4％増の1229億円だった。

　個別ではｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　ジャパン高配当利回り　ＥＴＦ <1478> 、ＮＥＸＴ　アセアン好配当ＥＴＮ <2043> が新高値。ＮＥＸＴ　ブルームバーグ米国国債　為替ヘッジなし <2647> 、ｉシェアーズ　ジニーメイ　ＭＢＳ　ＥＴＦ <2649> 、ＭＡＸＩＳ米国国債７－１０年（為替ヘッジなし） <2838> 、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジあり） <1487> 、ｉシェアーズ　米ドル建てハイイールド社債　ＥＴＦ <1497> など14銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　インドブル <2046> が5.71％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が4.91％高、ＮＥＸＴ　ロシア株式指数 <1324> が4.14％高、上場インデックスファンド豪州リート <1555> が3.37％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は8.45％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.91％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は5.85％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は5.03％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は4.76％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が562円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金717億5600万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金657億9200万円も上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が154億6200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が85億2000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が75億9000万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が67億7000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が57億7800万円の売買代金となった。

株探ニュース