ETF売買動向＝17日前引け、日興ダウヘ有が新高値

　17日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比36.0％増の2717億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同39.4％増の2479億円だった。

　個別では上場インデックスファンド米国株式ヘッジ <2562> が新高値。ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が6.46％高、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> が6.39％高、上場インデックスファンド豪州リート <1555> が6.29％高、ラッセル野村小型コアインデックス連動型上場投信 <1312> が6.06％高、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> が5.90％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.60％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は4.49％安、上場インデックスファンドアジアリート <1495> は3.95％安、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> は3.69％安、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> は3.08％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が492円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1482億8400万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金925億2600万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が553億400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が93億9200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が86億5300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が84億1700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が42億4300万円の売買代金となった。

株探ニュース