ETF売買動向＝29日大引け、全銘柄の合計売買代金3317億円

　29日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比32.6％増の3317億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同32.4％増の2762億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　配当貴族 <2044> 、ＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> 、ＮＥＸＴ　商社・卸売 <1629> 、ｉシェアーズ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> 、ＮＥＸＴダウ・ジョーンズ工業株３０種 <1546> など18銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が3.41％高、ＵＢＳ　アジア太平洋株 <1390> が3.13％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が207円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1775億6800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1200億3600万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が304億3400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が200億6100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が153億8000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が134億2200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が62億5300万円の売買代金となった。

株探ニュース