463円
キャンディルのニュース
日経平均株価
始値 22353.69
高値 22575.74(12:33)
安値 22311.94(09:02)
大引け 22437.27(前日比 -41.52 、 -0.18% )
売買高 9億3621万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆6539億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、前週末のNYダウ下落で買い手控え
2.米国株市場では新型コロナ感染拡大を再び警戒する局面に
3.朝安後に切り返し、後場一段高となるも後半は息切れ模様
4.医薬品株が買われる一方、陸運、空運株などに売り目立つ
5.全体売買代金は1兆6000億円台と約2ヵ月ぶり低水準
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比208ドル安と3日続落した。アリゾナ州とフロリダ州で新型コロナウイルスの感染者数が大きく増加するなか、「第2波」への警戒感が拡大した。
週明けの東京市場では、前週末の米国株市場の地合いを引き継いでやや売り優勢の展開。日経平均株価は朝安後にプラス圏に切り返したが、後場再び軟化した。
22日の東京市場は、手掛かり材料難で買い手控えムードが強かった。前週末の米国株市場ではNYダウが200ドルあまりの下落で3日続落、新型コロナウイルス感染拡大を受けて景気回復期待が後退し、日経平均も朝方はこの影響を受けて120円あまり安く始まった。しかし、国内経済の再開期待から下値では押し目買いが入り、前引け時点では小幅プラス圏で着地。アジア株は高安まちまちだったが、ザラ場中は為替の円高に歯止めがかかったことが安心感につながった。後場に入ると売り物薄のなか上げ幅を拡大してスタートしたが、買いの勢いは続かなかった。業種別では医薬品が高い一方、陸運や空運株に売りが目立った。東証1部の売買代金は1兆6000億円台にとどまり、約2ヵ月ぶりの低水準。
個別では、任天堂<7974>、ファーストリテイリング<9983>などが軟調、トヨタ自動車<7203>も冴えない。JR東日本<9020>、JAL<9201>が値を下げ、富士フイルムホールディングス<4901>も売りに押された。Olympicグループ<8289>が値下がり率トップに売られたほか、キャンディル<1446>、フリービット<3843>なども大幅安。三井E&Sホールディングス<7003>が大きく値を下げ、古河電池<6937>も安い。
半面、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>などが堅調、Zホールディングス<4689>もしっかり。塩野義製薬<4507>が強く、中外製薬<4519>なども物色人気で医薬品株の強さが目立った。ワイエイシイホールディングス<6298>がストップ高、クミアイ化学工業<4996>、大阪有機化学工業<4187>なども値を飛ばした。メディカル・データ・ビジョン<3902>も大幅高となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519> 、東エレク <8035> 、SBG <9984> 、KDDI <9433> 、塩野義 <4507> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約45円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ファナック <6954> 、ヤマハ <7951> 、バンナムHD <7832> 、キッコマン <2801> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約34円。
東証33業種のうち上昇は9業種。上昇率の上位5業種は(1)医薬品、(2)繊維製品、(3)情報・通信業、(4)サービス業、(5)鉄鋼。一方、下落率の上位5業種は(1)陸運業、(2)空運業、(3)その他製品、(4)建設業、(5)電気・ガス業。
■個別材料株
△テラ <2191> [JQ]
メキシコ州知事が新型コロナ薬事申請に向け共同作業着手に言及。
△鉄人化計画 <2404> [東証2]
カラオケルームで「DAZN」の観戦ができるサービス開始。
△ネットイヤー <3622> [東証M]
NTTデータ <9613> のデジタルストア実証実験に参画。
△電算システム <3630>
「3密」を軽減するデジタルサイネージを提供。
△大有機 <4187>
上期経常を25%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額。
△インフォネ <4444> [東証M]
「IT導入補助金2020」の「IT導入支援事業者」に採択。
△KeyH <4712> [JQ]
株主優待制度の内容を変更。
△クミアイ化 <4996>
米ゴーワン社と殺菌剤ペンシクロンの独占販売契約を締結。
△ポート <7047> [東証M]
SBI FXトレードのWEBサイトで共同コンテンツを公開。
△フィード <7068> [東証M]
子会社アナグラムを株式交換により完全子会社化。
▼日電波 <6779>
20年3月期決算は営業損益が大幅赤字に転落。
▼クレステック <7812> [東証2]
今期経常を一転25%減益に下方修正、配当も12円減額。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ワイエイシイ <6298> 、(2)クミアイ化 <4996> 、(3)アイモバイル <6535> 、(4)サンワテク <8137> 、(5)大有機 <4187> 、(6)MDV <3902> 、(7)オープンドア <3926> 、(8)手間いらず <2477> 、(9)テクノスJ <3666> 、(10)Jディスプレ <6740> 。
値下がり率上位10傑は(1)オリンピック <8289> 、(2)ランド <8918> 、(3)CEHD <4320> 、(4)キャンディル <1446> 、(5)日電波 <6779> 、(6)フリービット <3843> 、(7)ウェーブHD <7940> 、(8)サツドラHD <3544> 、(9)三井E&S <7003> 、(10)日進工具 <6157> 。
【大引け】
日経平均は前日比41.52円(0.18%)安の2万2437.27円。TOPIXは前日比3.71(0.23%)安の1579.09。出来高は概算で9億3621万株。東証1部の値上がり銘柄数は913、値下がり銘柄数は1150となった。日経ジャスダック平均は3504.24円(12.75円高)。
[2020年6月22日]
株探ニュース
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