940円
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■アイスタイル <3660> 564円 (+111円、+24.5%)
東証プライムの上昇率トップ。アイスタイル <3660> [東証P]が3連騰。前日まで2日連続して一本値でストップ高に買われる人気となっていた。18日は値幅制限拡大となり、通常は500円未満の株価で80円高がストップ高となるところ、その4倍の320円に設定され上限は773円となっている。そのなか、一時189円高の642円まで買われ全市場を通じて値上がり率トップとなった。同社は20~30代の女性層を対象にクチコミの美容関連サイトを運営しているが、週明け15日にアマゾン・ドット・コム
■エフ・コード <9211> 3,830円 (+700円、+22.4%) ストップ高
エフ・コード <9211> [東証G]がストップ高。17日の取引終了後、ブルースクレイ・ジャパン(東京都渋谷区)が運営する SaaS事業(GORILLA-EFO)を譲受すると発表しており、これを好感する買いが入った。今回の事業譲受により、顧客企業への提供プロダクト及びサービスの拡大とCXデータの質及び量の増強が可能となるという。また、同社が有するSaaS事業・デジタルマーケティング事業における知見を活用し、サービス間の相互補完や既存顧客への獲得サービスの提供などのシナジーも期待できるとしている。なお、同SaaS事業の21年12月期売上高は約4500万円、売上総利益は約4300万円だった。
■JHD <2721> 333円 (+26円、+8.5%) 一時ストップ高
ジェイホールディングス <2721> [東証S]が3日続急伸、前日17日に14%近い急騰を演じたが、18日も寄り付きから大口の買い注文が入り、目先筋の売り物をこなし上値を指向した。同社はフットサル施設の運営やデジタルマーケティング事業などを手掛けるが、業績は低迷している。そうしたなか、17日取引終了後に環境ソリューション事業として産業廃棄物処理事業を開始することを発表、これを好感する買いを呼び込んだ。産廃処理事業については、当初は最終処分場運営事業に着手し同事業への知見を深め、ネットワークの構築を図った後に、中間処理事業や収集運搬事業への着手を検討するとしている。
■光通信 <9435> 17,930円 (+1,310円、+7.9%)
東証プライムの上昇率6位。光通信 <9435> [東証P]が5日続急伸。前週12日に4-6月期好決算と年間配当の増額を発表しており、これを好感した買いが継続したようだ。4-6月期決算は、売上高が前年同期比7.5%増の1434億6900万円、純利益が同33.4%増の276億300万円だった。法人向け、個人向けサービスともに売り上げが伸び増収。法人向けサービスの減益が響き営業利益は減益となったものの、金融収益が貢献し純利益ベースでは大幅な増益となった。あわせて発表した増配では、508円から524円(前期491円)に増額した。
■新田ゼラチン <4977> 731円 (+53円、+7.8%)
東証プライムの上昇率7位。新田ゼラチン <4977> [東証P]が4日ぶりに急反発。18日、世界初の潰瘍性大腸炎患者への移植治療に用いられたミニ臓器の培養に同社の「ビーマトリックス コラーゲン AT」が使用されたと発表。東京医科歯科大学の岡本隆一教授から同社の総合研究所バイオメディカル部へ組織培養に適したコラーゲンの紹介依頼があり、同コラーゲンを提供したという。岡本隆一教授らの研究グループは、潰瘍性大腸炎の患者の腸から採取した組織を使って「腸上皮オルガノイド」と呼ばれるミニ臓器を作り、患者自身へと移植する世界初の手術に成功している。会社側では、同教授の研究グループへ安全性の高いコラーゲンを今後も継続して提供するとしている。
■スマバ <9417> 517円 (+37円、+7.7%)
スマートバリュー <9417> [東証S]が急反発。同社は17日取引終了後、10万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.0%)、7000万円を上限とする自社株取得枠を設定したと発表。これによる需給改善などが期待されたようだ。取得理由は、資本効率の向上及び株主還元の充実を図るため。取得期間は18日から10月31日までとなっている。
■富士山MS <3138> 802円 (+54円、+7.2%)
富士山マガジンサービス <3138> [東証G]が急反発。17日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これが好材料視された。上限を5万株(発行済み株数の1.56%)、または4300万円としており、取得期間は8月25日から10月31日まで。株主還元の一環として、また資本効率の向上及び企業環境の変化に対応した機動的な資本政策等の遂行を可能にすることが目的という。
■バイセル <7685> 6,150円 (+340円、+5.9%)
BuySell Technologies <7685> [東証G]が5日続急伸、上場来高値を連日更新した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が17日付で同社の投資判断「Buy(買い)」を据え置き、目標株価を前回の6500円から7000円に引き上げたことが好材料視された。レポートでは、リユース市場の拡大やブランド品出張訪問買取の優位性などから、高い利益成長が期待できる点を評価。また、出張訪問件数予想と1訪問売上総利益を引き上げ、22年12月期と23年12月期の業績予想を上方修正した。大量採用した新卒社員の戦力化が進んでいるほか、コールセンター部門におけるアポイントの内容改善効果が大きいとしている。
■リブワーク <1431> 840円 (+45円、+5.7%)
Lib Work <1431> [東証G]が7日続急伸。18日午前11時過ぎに、千趣会 <8165> [東証P] と通販チャネルを用いた戸建て新商品を共同開発する契約を締結したと発表しており、これを好感する買いが入った。千趣会のブランド「BELLE MAISON DAYS」の世界観とサステナブルの視点から商品開発を行い、23年をメドに商品の完成を予定する。商品リリース後は千趣会の通販カタログや通販サイトなどを通じ、全国の顧客に販売を開始するとしている。千趣会が持つ通信販売のノウハウや会員データベースと同社の戸建て住宅の商品開発力でシナジーを創出し、新たな販売チャネルの開拓につなげる狙いだ。
■板硝子 <5202> 558円 (+28円、+5.3%)
日本板硝子 <5202> [東証P]が続急伸。SMBC日興証券が17日付で同社の投資判断「2(中立)」を据え置くとともに、目標株価を前回の490円から570円に増額したことが好材料視された。好調な建築用ガラスが牽引する形で、23年3月期営業利益予想を200億円から255億円(会社計画は180億円)へ上方修正した。建築用ガラスが堅調な需要の下で価格転嫁が進み利益率が上昇するほか、高機能ガラスの販売増加、自動車用ガラスでは値上げによる収益性改善を織り込んだ。あわせて24年3月期以降の業績予想も引き上げている。
※18日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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