ETF売買動向＝5日前引け、日興リート隔、ＵＢＳ米国株が新高値

　5日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比5.6％増の2201億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同5.5％増の2076億円だった。

　個別ではＳＭＡＭ　東証ＲＥＩＴ指数上場投信 <1398> 、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> 、ＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> 、ＵＢＳ　米国株 <1393> 、ｉシェアーズ・コア　Ｊリート　ＥＴＦ <1476> など8銘柄が新高値。ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　日本株最小分散　ＥＴＦ <1477> 、ダイワエネルギー資源上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1635> 、ＮＥＸＴ　建設・資材 <1619> 、ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <2048> 、ＮＥＸＴ　素材・化学 <1620> など30銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.12％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が4.08％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> は6.01％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は5.59％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.94％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.75％安、ＥＴＦＳ　エネルギー上場投資信託 <1685> は3.65％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が496円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1369億3800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金793億5000万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が339億9600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が114億8400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が87億9300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が43億4400万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が24億6600万円の売買代金となった。

株探ニュース