ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金1374億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比26.9％減の1374億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同26.8％減の1285億円だった。

　個別ではＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> 、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> 、ＥＴＦＳ　ニッケル上場投資信託 <1694> 、ＮＥＸＴ　金ブル <2036> が新高値。ＭＡＸＩＳ日本株高配当７０ <1499> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　インドブル <2046> が5.58％高、ＭＡＸＩＳ　コア３０ <1344> が3.59％高と大幅な上昇。

　一方、ＵＢＳ　ユーロ圏小型株 <1388> は5.58％安、ＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ設備・人材積極投資企業２００ <1485> は4.26％安、上場中国Ａ株パンダ <1322> は3.83％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は3.58％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が91円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金916億1300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1923億7500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が204億1800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が50億3100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が31億9900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が27億9800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が15億6400万円の売買代金となった。

株探ニュース