サカタのタネが大幅安、１４年６～１１月期営業利益４８．３％増も利益確定売り

　サカタのタネ<1377.T>が大幅安。一時９０円を超える下げで２０００円を割り込んだ。同社は１４日取引終了後、１５年５月期第２四半期累計（１４年６～１１月）の連結決算を発表したが、売上高は２６３億５００万円（前年同期比８．４％増）、営業利益は３２億３１００万円（同４８．３％増）、最終利益は２９億７６００万円（同９７．４％増）と好調だった。海外ではアジア向け輸出が好調、高採算の野菜種子販売も北米やブラジルなどで売り上げを伸ばし全体収益を押し上げた。ただ、既に同社は９日に第２四半期および通期業績予想の上方修正を発表しており、株価は前日まで昨年来高値圏を走っており、今回の決算発表は目先の利益確定売りを誘発するかたちとなった。

サカタのタネの株価は９時３８分現在２００５円（▼８２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）