ETF売買動向＝29日寄り付き、日経レバの売買代金は269億円とやや低調

　29日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前週末同時刻比3.6％減の428億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同2.1％減の405億円となっている。

　個別ではＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　野村企業価値分配指数連動型 <1480> 、ＮＥＸＴ　アセアン好配当ＥＴＮ <2043> が新安値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が13.47％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.66％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　銅上場投資信託 <1693> は7.76％安、ＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> は5.88％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は3.44％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が209円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金269億4500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均283億7500万円を下回っている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が73億5000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が22億2100万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が10億2300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が7億8600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が5億2800万円の売買代金となっている。

株探ニュース