先週はドル/円が遂に１００円を突破し、株価もそれに連動し想像以上に強い相場で終了しました。嬉しい想定外といった印象です。

Ｇ7も無事終了し、日本のデフレ脱却という主張も海外から見れば当初は円安誘導という認識要素が強いという印象でしたが、世界景気の底上げにも期待でき、新興国を除き今後徐々に認識は変化してゆくのではないかと思われます。

という点から、ドル/円は100円を超えた辺りでしばらくは安定し、年末に向けては110円～115円位まで上昇し、株価もあと3～4割上昇するのではと考えています。
そういった中、当面懸念される点として、6/末に決算を迎えますヘッジファンドの解約による売りが考えられます。45日前が期限のため来週半ばは注意が必要と考えています。
同時に短期間での過熱感も否めないため、先週と比較してやや下げると予測しています。

セクタ－としては、特に建設・金融・輸出・バイオ・不動産各関連に注目しています。