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14日の株式相場見通し=米株安を嫌気して売り先行のスタートに
14日の東京株式市場は、現地13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表された今後の政策金利の見通しで、年内に想定される利上げ回数が増える可能性が示唆されたことを受け、米株式市場でNYダウ平均株価が続落したことから、売り先行のスタートとなりそうだ。14日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=110円10銭台での推移となっている。
13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比119.53ドル安の2万5201.20ドルと続落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の利上げを行ったほか、年内あと2回、合計4回の利上げを行うことが示唆された。また、米中の貿易摩擦への懸念が高まったことも売り要因となった。ボーイングやキャタピラーが安く、アップルやアルファベット(グーグル)など主力IT関連銘柄の一角が下落。シティグループやJPモルガン・チェースも値を下げた。一方、メディア業界再編観測から21世紀フォックスやウォルト・ディズニーが高い。メルクやシスコシステムズも値を上げた。ナスダック総合株価指数は、前日比8.095ポイント安の7695.699と4日ぶりに反落した。
日程面では、日銀金融政策決定会合(15日まで)、5月の首都圏新規マンション発売に注目。海外では、欧州中央銀行(ECB)理事会、米5月の小売売上高、中国5月の鉱工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資、サッカーワールドカップ・ロシア大会開幕(7月15日まで)が焦点となる。(冨田康夫)
出所:minkabuPRESS
13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比119.53ドル安の2万5201.20ドルと続落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の利上げを行ったほか、年内あと2回、合計4回の利上げを行うことが示唆された。また、米中の貿易摩擦への懸念が高まったことも売り要因となった。ボーイングやキャタピラーが安く、アップルやアルファベット(グーグル)など主力IT関連銘柄の一角が下落。シティグループやJPモルガン・チェースも値を下げた。一方、メディア業界再編観測から21世紀フォックスやウォルト・ディズニーが高い。メルクやシスコシステムズも値を上げた。ナスダック総合株価指数は、前日比8.095ポイント安の7695.699と4日ぶりに反落した。
日程面では、日銀金融政策決定会合(15日まで)、5月の首都圏新規マンション発売に注目。海外では、欧州中央銀行(ECB)理事会、米5月の小売売上高、中国5月の鉱工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資、サッカーワールドカップ・ロシア大会開幕(7月15日まで)が焦点となる。(冨田康夫)
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