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来週の株式相場見通し=新たな上昇局面迎へ堅調、4~9月期決算発表を注視
来週(24~28日)の東京株式市場は、発表が本格化する17年3月期第2四半期累計決算の内容と下期業績見通しを吟味しながらも堅調な推移が予想される。日経平均株価は、5月31日高値の1万7251円を上回り、新たな上昇局面を迎えており、堅調な値運びとなりそうだ。来週の想定レンジは1万6900~1万7500円とする。
市場関係者からは「輸出関連企業を中心に、4~9月期決算の内容を背景に17年3月期通期業績見通しを下方修正するケースが目立つことが予想されるものの、アナリストなどの市場関係者のあいだでは“既に織り込み済”との認識が強まっており、株価への売りインパクトは徐々に軽減されそうだ」との見方が出ていた。
懸念材料としては、円相場があるが1ドル=104円近辺での推移であれば大きなマイナス要因とはなりそうもない。また、需給面では、25日のJR九州<9142.T>の上場後に、それまでの全般相場に対する買い支え的な動きが一巡するのではとの指摘も出ている。
日程面では、9月の貿易統計(24日)、JR九州東証1部新規上場(25日)、9月の企業向けサービス価格指数(26日)、9月の失業率・有効求人倍率・家計調査・消費者物価指数に注目(28日)。海外では、米10月のCB消費者信頼感指数(25日)、米9月の新築住宅販売件数(26日)、米9月の耐久財受注、英7~9月期のGDP(27日)、米7~9月期のGDP速報値(28日)が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「輸出関連企業を中心に、4~9月期決算の内容を背景に17年3月期通期業績見通しを下方修正するケースが目立つことが予想されるものの、アナリストなどの市場関係者のあいだでは“既に織り込み済”との認識が強まっており、株価への売りインパクトは徐々に軽減されそうだ」との見方が出ていた。
懸念材料としては、円相場があるが1ドル=104円近辺での推移であれば大きなマイナス要因とはなりそうもない。また、需給面では、25日のJR九州<9142.T>の上場後に、それまでの全般相場に対する買い支え的な動きが一巡するのではとの指摘も出ている。
日程面では、9月の貿易統計(24日)、JR九州東証1部新規上場(25日)、9月の企業向けサービス価格指数(26日)、9月の失業率・有効求人倍率・家計調査・消費者物価指数に注目(28日)。海外では、米10月のCB消費者信頼感指数(25日)、米9月の新築住宅販売件数(26日)、米9月の耐久財受注、英7~9月期のGDP(27日)、米7~9月期のGDP速報値(28日)が焦点となる。(冨田康夫)
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