■豪ドル、英ポンドの売り要因がドル買い材料に
------------------------------------------------------
■昨晩のNY市場は利上げを想定したドル買いが
先行して一時、123.33円まで上昇。
その後は123.00~123.10円で推移する格好と
なっています。
これといった材料は無く、週後半に米雇用等を
はじめイベントが控えているので新規ポジションを
取りづらい状況になっています。
■本日は、12時30分にRBA政策金利、16時に
BOE金融安定報告書公表、18時にカーニー総裁発言が
注目されています。
■豪州に関しては、NY原油が40ドル割れ寸前まで
落ち込み資源国通貨が売られやすくなっているだけに、
追加緩和が必至になっているようです。
英国に関しては米国同様の金融正常化に向けた利上げ
見通しが後退しているだけにその後の状況が
どうなのかに注目が集まります。
豪ドルや英ポンドが売られれば、必然的にドルが
買われる展開になると予想しています。
まして、年末の実需のドル買いや利上げとなれば
ドル買いの一方通行になりやすいと考えています。
ドルインデックスに関しても昨日で100.21と大台
突破で、今年3月につけた100.71に迫る勢いです。
■テクニカルとしては、4時間足ベースで一目均衡表の
先行線を示す雲抜けし、さらに遅行線も実線上に
位置しているので、不安材料はなくなったと
考えています。
本日は、日足ベースで見ると、上値抵抗が
ボリンジャーバンド+1σ(123.32円)+2σ(123.81円)に
なっています。
下値抵抗はボリンジャーセンターバンド(122.83円)と
みています。
先月18日につけた高値123.75円を突破するようで
あれば、124円も見えてきそうです。