■国内時間は下支えも、ロンドン、NYタイムは売り優勢の可能性も

著者:平野朋之
投稿:2015/11/10 11:01

■123円割れ水準では、個人投家の買いも・・・

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■昨日は、雇用統計の結果を受けて利上げへの警戒感
から欧米株式市場が全面安になりました。

また、OECD(経済協力開発機構)が世界経済見通しの
引き下げで原則懸念が強まったことも材料になって
いるようです。

■その影響でドル円もリスク先行のドル買いが小休止し、
高値123.599円から軟化しました。



■本日もこれといって注目度の高い経済指標の発表が
無いため動きづらい展開を予想していますが、123円以下の
水準では個人投資家の買いが見られると予想しています。



■本日のテクニカルポイントは1時間足を使って確認を
したいと思います。

昨日の相場で123円割れの時間はたったの2時間だけです。

いかに123円以下での買いが旺盛なのかが良く
わかります。

一目均衡表では、遅行線が実態部下に推移していること
からもトレンドが出にくいことが予想できます。

また、下値抵抗としては、転換線の1213.080円。
上値抵抗は基準線の123.285と見ています。また、123円
を割れた場合での下値ポイントは、ボリンジャーバンド-2σ
(122.900円)と見ています。


■本日は押されやすい展開と予想しているので、しっかりと
押し目を待ってエントリーすることを推奨してます。


平野朋之
株式会社トレードタイム代表取締役
配信元: 達人の予想