<私の相場観>=水戸証券・投資情報部長 須田 恭通氏

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/10/20 12:08
 今週末から本格化する16年3月期第2四半期累計(4~9月)の決算発表を注視しながら、国策や相場テーマに沿った個別株物色が優位性を発揮しそうだ。日経225種採用銘柄を中心とした順張りスタンスでは、投資成果は見込めそうにない。日経平均は、9月9日高値1万8770円を上回れば、80%程度、8月28日高値1万9192円を奪回すれば、底入れ確認と判断できそうだ。

 個別銘柄では、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>に注目。15日に配信を開始した、スマートフォン用タイトル「星のドラゴンクエスト」が、早くも200万ダウンロードを突破するなどモバイル向けゲームが好調に推移し、大幅増益が予想される。

 製造業向けの人材派遣・請負が主力のアウトソーシング<2427.T>が、新たにコンビニエンスストア向けの人材派遣を開始。2年後には同社グループの中枢を担う事業に拡大する見込み。

 製薬向け造粒・コーティング装置を手掛けるフロイント産業<6312.T>は、後発医薬品メーカー向けに下期以降も好調な受注が予想される。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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