「徐々に下落スピード加速も」
本日の日経平均は139.42円安の20544.53円で取引を終了した。朝から売り先行となり、その後は下値を試す展開。チャート上では窓を空けて下落しており、弱気相場がより鮮明になっている。全般的に買い手掛かり材料難であり、動意が乏しいが、弱気形状に沿った値動き。下値不安は徐々に増大しつつある。
日経平均の日足チャート上で意識されるのは下方の2つの窓である。本日は一段目の窓(20496.60円-20522.25円)の寸前まで下落したものの、窓を埋めることはなかった。「窓・壁・軸理論」では小さな窓の株価を引き寄せる力は小さく、「埋めなくても当然」であると言える。ただ、軸が下向きであれば、この窓は着実に埋めることが予想され、今後は軟調な値動きが予想される。
問題なのは、下方にある2段目の窓(20120.15円-20322.20円)である。この窓は比較的大きく、株価を引き寄せる力が非常に強い。近くに寄っていったときに、強烈に株価を引き寄せることが予想され、急落する恐れがあるのだ。それを図解すると以下のようになる。(図略)
つまり、窓が大きいほど株価が近づいたときに、強烈に株価を引き寄せるのだ。だから、目先は下落スピードが加速する可能性がある。本日の下落をみて、「意外としっかりとしている」と考えるのは自由だが、チャート上ではそういった力関係になっている。「突如、下落スピードがアップ」なんてことも十分に想定されるのである。(黒岩の眼より)
日経平均の日足チャート上で意識されるのは下方の2つの窓である。本日は一段目の窓(20496.60円-20522.25円)の寸前まで下落したものの、窓を埋めることはなかった。「窓・壁・軸理論」では小さな窓の株価を引き寄せる力は小さく、「埋めなくても当然」であると言える。ただ、軸が下向きであれば、この窓は着実に埋めることが予想され、今後は軟調な値動きが予想される。
問題なのは、下方にある2段目の窓(20120.15円-20322.20円)である。この窓は比較的大きく、株価を引き寄せる力が非常に強い。近くに寄っていったときに、強烈に株価を引き寄せることが予想され、急落する恐れがあるのだ。それを図解すると以下のようになる。(図略)
つまり、窓が大きいほど株価が近づいたときに、強烈に株価を引き寄せるのだ。だから、目先は下落スピードが加速する可能性がある。本日の下落をみて、「意外としっかりとしている」と考えるのは自由だが、チャート上ではそういった力関係になっている。「突如、下落スピードがアップ」なんてことも十分に想定されるのである。(黒岩の眼より)