バイオ関連が全面蜂起、全般リスク選好ムードで個人投資家の物色ターゲットに

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/07/14 14:35
 新日本科学<2395.T>タカラバイオ<4974.T>、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774.T>ヘリオス<4593.T>テラ<2191.T>ペプチドリーム<4587.T>など再生医療関連に位置付けられるバイオ関連が一斉高を演じている。ここにきて、全般はリスクオフの巻き戻しで、個人投資家の短期資金も一気に市場に回帰する動きとなっており、そのなかハイボラティリティで流動性にも富むバイオ関連に買いの勢いが増している。
 再生医療の市場は世界ベースで2020年には1兆円規模になると予想され、さらに30年には12兆円規模にまで拡大すると試算されている。そのなか、ヘルスケア分野への注力を明示する富士フイルムホールディングス<4901.T>を筆頭に、先端医療開発に向けた特区となる川崎市殿町に開発拠点を設け、再生医療製品を実用化し日本発で世界に供給していく青写真があり、関連企業の株価を刺激している。また、iPS細胞を創薬分野でも活用する動きがあり、武田薬品工業<4502.T>は今年4月に山中伸弥教授率いる京都大学iPS細胞研究所と共同研究契約を締結、10年間で320億円の研究支援を行うことを決定するなど市場関係者の耳目を集めた。

新日科学の株価は14時30分現在725円(△30円)
タカラバイオの株価は14時30分現在1378円(△63円)
テラの株価は14時30分現在1300円(△50円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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