明日の東京株式市場見通し
8日の東京株式市場では、日銀の金融政策決定会合の内容に注目が集まる。一方で、発表が佳境を迎えている15年2月期決算と16年2月期業績見通しを受けて、好業績銘柄を買う動きも広がりそうだ。日経平均株価は、続伸を予想する。
市場関係者からは「今回の決定会合については、現状維持との見方がコンセンサスとなっていたが、1日に発表された日銀短観が予想に比べて低調だったことから、一部に追加緩和期待が浮上してきたようだ。銀行、不動産など金利敏感セクターの一角が買われたことで、その思惑がさらに広がった」との見方が出ていた。
7日の東京株式市場は買い優勢でスタート。その後も物色意欲は旺盛で高値圏での推移となり、日経平均株価終値は前日比242円56銭高の1万9640円54銭と大幅反発した。ただ、株価指数先物主導の色彩が強く、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>など日経平均への寄与度の高い銘柄の上昇が目立った。
市場関係者からは「今回の決定会合については、現状維持との見方がコンセンサスとなっていたが、1日に発表された日銀短観が予想に比べて低調だったことから、一部に追加緩和期待が浮上してきたようだ。銀行、不動産など金利敏感セクターの一角が買われたことで、その思惑がさらに広がった」との見方が出ていた。
7日の東京株式市場は買い優勢でスタート。その後も物色意欲は旺盛で高値圏での推移となり、日経平均株価終値は前日比242円56銭高の1万9640円54銭と大幅反発した。ただ、株価指数先物主導の色彩が強く、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>など日経平均への寄与度の高い銘柄の上昇が目立った。