【売り】三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306) 短期の大幅上昇に対する利益確定売りが4月は先行か = フェアトレード 田村 祐一

著者:田村祐一
投稿:2015/03/30 16:25

短期の大幅上昇に対する利益確定売りが4月は先行か

■注目銘柄
三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)

■注目理由
同行は、傘下に銀行や証券を持つ国内最大の金融グループです。

4月の同行株は、3月までに短期的に大幅上昇したことに対する利益確定売りが出やすいと判断しました。

3月の日経平均株価は、国内機関投資家や外国人投資家が大きく買いを入れたことで、1万9500円台を越える場面も見られました。景気敏感株である、銀行株も好調に推移しました。短期的に日本株市場が上昇したことや、心理的節目2万円を目前に利益確定売りが出やすくなっています。特に、「銀行株」については、1月から2月にかけて株式市場の上昇を牽引してきただけに、利益確定売りが出やすいものと考えます。業績は好調に推移していることから、中長期的には上昇トレンドを形成する可能性が高いと考えますが、4月1ヶ月の短期で見ると、一旦調整するリスクがあるでしょう。

なお、利益確定売りが一巡した後は、再度上昇に転じる可能井が高いと考えます。そういった意味では、4月中に株価が下落した場面は、押し目買いのチャンスである期待が持てるでしょう。4月は銀行株に注目したいです。
田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想

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