業績の上振れに期待
ミクシィ(2121)やコロプラ(3668)、ディー・エヌ・エー(2432)など、ゲーム銘柄は株価が軟調な推移となっていますが、2015年1月末あたりから巻き返している銘柄も見られます。
その中で注目したい銘柄の1つにマーベラス(7844)があります。幅広い領域に事業を展開する総合エンターテイメント企業です。具体的にはPC向け、モバイル向けのゲームを手がけるオンライン事業、家庭用・アミューズメントゲームを手がけるコンシューマ事業、音楽・映像制作、ステージ制作を手がける音楽映像事業の3事業を展開しており、ヒット作の横展開が出来るのが強みです。
まず、足もとの業績が好調です。2015年3月期第3四半期までの業績は、売上が前年同期比24.2%増の182億800万円、営業利益が35.4%増の29億2500万円、経常利益が39.5%増の31億1200万円、純利益が34.7%増の18億7500万円と大幅増収増益となっています。
好業績を牽引しているのがオンライン事業です。セグメント利益は前年同期比で+490.9%と大きく伸びています。「剣と魔法のログレス いにしえの女神」が2014年12月に累計ダウンロード500万件を突破する想定超の大ヒットとなっていることが最大の要因です。その他、既存タイトルも堅調に推移しています。
また、コンシューマ事業はパッケージゲームソフト、アミューズメントビジネスが不振で減益となっていますが、音楽映像事業は舞台公演のチケット販売や舞台関連DVDが好調で増収増益となっています。
今後の見通しとして注目したいのが「ディズニー マジックキャッスル ドリーム・アイランド」の再開です。2014年12月15日にサービスを開始した「ディズニー マジックキャッスル ドリーム・アイランド」ですが、配信開始時よりサーバーのキャパシティを超える多数のアクセスとなった結果、サービスを一時中断しています。しかし、現在回収作業にあたっており、2015年2月下旬の再開が予定されています。
そして、この一時中断によって業績に悪影響があったものの、前述の「剣と魔法のログレス いにしえの女神」のヒットによってカバーされたわけです。ということは、「ディズニー マジックキャッスル ドリーム・アイランド」が再開すれば業績は一層エンジンがかかるのではないかと思います。
加えて言えば、通期業績予想は売上が23.0%増の250億円、営業利益が26.4%増の38億円、経常利益が24.6%増の37億9000万円、純利益が20.8%増の22億7400万円となっていますが、第3四半期までの純利益の進捗率が82.4%に達していることを考えても、業績が見通しに比べて上振れる可能性は高いと思います。
その中で注目したい銘柄の1つにマーベラス(7844)があります。幅広い領域に事業を展開する総合エンターテイメント企業です。具体的にはPC向け、モバイル向けのゲームを手がけるオンライン事業、家庭用・アミューズメントゲームを手がけるコンシューマ事業、音楽・映像制作、ステージ制作を手がける音楽映像事業の3事業を展開しており、ヒット作の横展開が出来るのが強みです。
まず、足もとの業績が好調です。2015年3月期第3四半期までの業績は、売上が前年同期比24.2%増の182億800万円、営業利益が35.4%増の29億2500万円、経常利益が39.5%増の31億1200万円、純利益が34.7%増の18億7500万円と大幅増収増益となっています。
好業績を牽引しているのがオンライン事業です。セグメント利益は前年同期比で+490.9%と大きく伸びています。「剣と魔法のログレス いにしえの女神」が2014年12月に累計ダウンロード500万件を突破する想定超の大ヒットとなっていることが最大の要因です。その他、既存タイトルも堅調に推移しています。
また、コンシューマ事業はパッケージゲームソフト、アミューズメントビジネスが不振で減益となっていますが、音楽映像事業は舞台公演のチケット販売や舞台関連DVDが好調で増収増益となっています。
今後の見通しとして注目したいのが「ディズニー マジックキャッスル ドリーム・アイランド」の再開です。2014年12月15日にサービスを開始した「ディズニー マジックキャッスル ドリーム・アイランド」ですが、配信開始時よりサーバーのキャパシティを超える多数のアクセスとなった結果、サービスを一時中断しています。しかし、現在回収作業にあたっており、2015年2月下旬の再開が予定されています。
そして、この一時中断によって業績に悪影響があったものの、前述の「剣と魔法のログレス いにしえの女神」のヒットによってカバーされたわけです。ということは、「ディズニー マジックキャッスル ドリーム・アイランド」が再開すれば業績は一層エンジンがかかるのではないかと思います。
加えて言えば、通期業績予想は売上が23.0%増の250億円、営業利益が26.4%増の38億円、経常利益が24.6%増の37億9000万円、純利益が20.8%増の22億7400万円となっていますが、第3四半期までの純利益の進捗率が82.4%に達していることを考えても、業績が見通しに比べて上振れる可能性は高いと思います。