来週の株式相場見通し
来週の東京株式市場は、きょうまでの3日続伸で短期的な過熱感が高まっていることから、利益確定売りの出やすい地合いとなる。ただ、日経平均が14年9カ月ぶりの高値水準に浮上し、東証株価指数(TOPIX)も07年12月以来、7年2カ月ぶりに1500を回復したことに対する期待感は大きく、来週も売り物をこなしながらの値固めの動きからジリ高歩調が続きそうだ。日経平均株価の想定レンジは1万8200~1万8600円とする。
利益確定の売りに押された場合のGPIFや日銀の買いに加え、外国人投資家による買い攻勢への期待感が継続しそうだ。そのなかで、注視したいのが24、25日に予定されているイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言の内容とそれを受けた米株式市場の反応だ。
日程面では、ゲーム開発の推進・支援事業、自社コンテンツの提供などを手掛けるシリコンスタジオ<3907>が東証マザーズに新規上場、1月20・21日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨(23日)、気象庁3カ月予報(25日)、1月の鉱工業生産速報・家計調査・消費者物価指数・失業率・有効求人倍率(27日)に注目。海外では、米1月の中古住宅販売件数(23日)、イエレンFRB議長が上下両院で金融政策報告に関して議会証言(24~25日)、米1月の新築住宅販売件数(25日)、米1月の消費者物価指数・耐久財受注(26日)、米10~12月期のGDP改定値(27日)が焦点となる。
利益確定の売りに押された場合のGPIFや日銀の買いに加え、外国人投資家による買い攻勢への期待感が継続しそうだ。そのなかで、注視したいのが24、25日に予定されているイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言の内容とそれを受けた米株式市場の反応だ。
日程面では、ゲーム開発の推進・支援事業、自社コンテンツの提供などを手掛けるシリコンスタジオ<3907>が東証マザーズに新規上場、1月20・21日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨(23日)、気象庁3カ月予報(25日)、1月の鉱工業生産速報・家計調査・消費者物価指数・失業率・有効求人倍率(27日)に注目。海外では、米1月の中古住宅販売件数(23日)、イエレンFRB議長が上下両院で金融政策報告に関して議会証言(24~25日)、米1月の新築住宅販売件数(25日)、米1月の消費者物価指数・耐久財受注(26日)、米10~12月期のGDP改定値(27日)が焦点となる。