為替の“無くて七癖”とは?
先週の当欄でお伝えをしました“日経平均のクセ”は今月も当てはまりそうな感じとなっています。「月前半は安く、月後半は上昇しやすい傾向が昨年10月以降見受けられる」と言うもの(先週のコラムもご参照ください)。正直、今月に関しては月前半の下げは大したものではありませんが、月半ばを過ぎ18,000円の値堅めに入ってきている感じがします。
さて、今週は為替に関する“無くて七癖”について触れてみたいと思います。キーワードは「20・80」です。大きな節目(99円台から100円台へといった水準を意味します)では抵抗・サポートとして機能することが多いのですが、それ以外の大台代わりの水準(98円台から99円台へ)の場合、あまりこれが当てはまらず、20銭(上の例で言うと99.00円ではなく、99円20銭)というところが一つ節になる癖があり、それを抜けた場合には次の節は80銭になることが多いのです。明確にナゼという理由は分かりませんが、チャートを眺めていると、その傾向が高いことが良く分かりますし、機関投資家に見受けられる“クセ”と言えるかもしれません。
個人投資家の場合、丁度(00銭)あるいは50銭というきりの良い数字を利食いポイント、あるいは、指値のポイントとして捉えがちですが、上記のクセを利用して、利食いの水準、あるいは、指値の水準を決めるというのも一考ではないでしょうか?
さて、今週は為替に関する“無くて七癖”について触れてみたいと思います。キーワードは「20・80」です。大きな節目(99円台から100円台へといった水準を意味します)では抵抗・サポートとして機能することが多いのですが、それ以外の大台代わりの水準(98円台から99円台へ)の場合、あまりこれが当てはまらず、20銭(上の例で言うと99.00円ではなく、99円20銭)というところが一つ節になる癖があり、それを抜けた場合には次の節は80銭になることが多いのです。明確にナゼという理由は分かりませんが、チャートを眺めていると、その傾向が高いことが良く分かりますし、機関投資家に見受けられる“クセ”と言えるかもしれません。
個人投資家の場合、丁度(00銭)あるいは50銭というきりの良い数字を利食いポイント、あるいは、指値のポイントとして捉えがちですが、上記のクセを利用して、利食いの水準、あるいは、指値の水準を決めるというのも一考ではないでしょうか?