明日の東京株式市場見通し
3日の東京株式市場は、きょうの下げ渋りの地合いを引き継ぎ、日経平均株価は反発となりそうだ。きょう寄り付き直後に、日経平均株価が心理的なフシ目とされる1万7500円を、1月26日以来5営業日ぶりに一時割り込む場面があったものの、短時間で反転し、下げ渋る展開となった。
市場関係者からは「1万7500円を割り込むと、日銀による上場投資信託(ETF)買いが発動されるのではとの思惑が強まる」との見方が出ていた。したがって、売り方も不用意に仕掛け的な売りを行うことは控えざるを得ないということになる。
ただ、好内容の決算を発表しても、「数値が市場予想に比べて物足りない」、「好材料出尽くし」などと判断され、利益確定売りに押される銘柄も少なくない。その結果、個人投資家は決算発表をまたいで保有することに不安を持ち始めている。そのため、ますます短期売買の傾向が強まることになりそうだ。
2日の東京株式市場は、前週末の米株式市場の急落を映して広範囲に売られ、下げ渋る場面もあったものの戻し切れず、日経平均株価終値は前週末比116円安の1万7558円と反落した。
市場関係者からは「1万7500円を割り込むと、日銀による上場投資信託(ETF)買いが発動されるのではとの思惑が強まる」との見方が出ていた。したがって、売り方も不用意に仕掛け的な売りを行うことは控えざるを得ないということになる。
ただ、好内容の決算を発表しても、「数値が市場予想に比べて物足りない」、「好材料出尽くし」などと判断され、利益確定売りに押される銘柄も少なくない。その結果、個人投資家は決算発表をまたいで保有することに不安を持ち始めている。そのため、ますます短期売買の傾向が強まることになりそうだ。
2日の東京株式市場は、前週末の米株式市場の急落を映して広範囲に売られ、下げ渋る場面もあったものの戻し切れず、日経平均株価終値は前週末比116円安の1万7558円と反落した。