1月26日に「買ったら危険な」銘柄を4つご紹介!

著者:中原良太
投稿:2015/01/24 00:19

【危険度2:★★☆☆☆=調整する見込み】

(3266) ファンドクリエーショングループ:期間=1月26日
子会社を通じてアセットマネジメント事業、不動産・証券投資など。
1月14日、大和証券と富裕層向けビジネスで連携すると発表。同社が開発したファンドを大和証券経由で販売・紹介するとのことで、プラス材料。一方、100円付近を推移していた株価が数日で5倍近くにまで膨れ上がったのを踏まえると、売り圧力が強まることが懸念されます。1月23日には既に調整が始まっており、買いを入れるのは控えたいところ。

似た値動きが起きた回数:1,236回
→そのうち、値上がりした回数:441回
→そのうち、値下がりした回数:795回
→1度あたりの平均株価変動率:-1.65%
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【危険度3:★★★☆☆=やや高い確率で調整する見込み】

(4777) ガーラ:期間=1月26日
オンラインゲーム事業を展開。クチコミ分析なども。
昨年12月より、韓国子会社が開発したスマホ向けゲーム「フリフオールスターズ」を英語圏にてサービスを開始したとのことで、買いが集中しています。1月20、21日にはとうとうSTOP安となり、調整の流れが押し寄せてきています。しばらく粗い値動きが続く見込みで、調整が続くおそれがあります。買いは手控えておきましょう。

似た値動きが起きた回数:1,496回
→そのうち、値上がりした回数:496回
→そのうち、値下がりした回数:1000回
→1度あたりの平均株価変動率:-2.95%
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(8462) フューチャーベンチャーキャピタル:期間=1月26日
ファンドを組成し投資先の選定・育成支援。
地方創生関連銘柄として改めて注目されている同社。直近は株価が急上昇しており、1月20日終値時点での実績PBRは12.28倍と割高の状態です。
直近2日間で株価は+28.37%も上昇しており、かなり極端な上昇であり、それだけ下落余地も拡大したと言えます。急騰に乗じて買いたくなってしまうところではありますが、リスクも大きいことから買いは控えるべきです。

似た値動きが起きた回数:1,496回
→そのうち、値上がりした回数:496回
→そのうち、値下がりした回数:1000回
→1度あたりの平均株価変動率:-2.95%

【危険度5:★★★★★=高い確率で大幅調整する見込み】

(6634) ネクス:期間=1月26〜30日
ファブレス企業。通信システム開発・保守も展開。
年明け早々、STOP高が連続しており、570円台だった株価は一時は1,346円にまで上昇しました。この要因としては、自動車テレマてシクス関連メーカーであるZMPと共同マーケティングを開始するとの発表が考えられます。ZMPは今年中の上場などが期待される企業であり、関連銘柄として同社への期待も強まっています。一方、統計的に見ると売りがかなり優勢な状況。値動きが粗いことも含め、今後1週間、株式を購入するのはあまりに危険です。

似た値動きが起きた回数:2回
→そのうち、値上がりした回数:0回
→そのうち、値下がりした回数:2回
→1度あたりの平均株価変動率:-22.68%
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まとめ:ご紹介した全ての銘柄は「下落余地の大きな」チャート形

以上の銘柄は、統計的に見ると「下落余地の大きな」チャートの形をしています。投資を考えている方は、ぜひ検討しなおしてみて下さい。
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想