1月20日に「買ったら危険な」銘柄を4つご紹介!

著者:中原良太
投稿:2015/01/19 23:41

【危険度3:★★★☆☆=やや高い確率で調整する見込み】

(6495) 宮入バルブ製作所:期間=1月20日
LPガス容器用バルブの大手。
水素ステーション向けにLNGバルブで培ったバルブ技術を活用し顧客と製品開発を進めており、燃料電池車普及に向けて、水素ボンベ用のバルブを製品化するとの計画。水素ステーション関連の一角として同社は注目されており、95円まで調整したのちに急騰。既に株価は422円にまで上昇しており、買いに入るのは不安なところ。

似た値動きが起きた回数:1,235回
→そのうち、値上がりした回数:424回
→そのうち、値下がりした回数:1811回
→1度あたりの平均株価変動率:-2.02%
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【危険度5:★★★★★=高い確率で大幅調整する見込み】

(2929) ファーマフーズ:期間=1月20日
機能性食品素材会社。検査薬・診断薬の開発も。
1月16日、慶応義塾大学医学部との共同研究による「転移性悪性腫瘍プロフェクト」が、科学技術新興機構の研究成果最適展開支援プログアムに採択されたと発表。これを受けて、16、19日はSTOP高まで上昇。
一方、好材料はあるものの統計的にこれほどの急騰は売り圧力が強まる前兆。よほど強い根拠がない限り、買いに入るのは控えておくのが無難です。

似た値動きが起きた回数:343回
→そのうち、値上がりした回数:86回
→そのうち、値下がりした回数:257回
→1度あたりの平均株価変動率:-6.43%
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(3266)ファンドクリエーショングループ:期間=1月20日
子会社を通じてアセットマネジメント事業、不動産・証券投資などを展開。
1月14日、大和証券と富裕層向けビジネスで連携すると発表。同社が開発したファンドを大和証券経由で販売・紹介するとのことで、プラス材料。一方、100円付近を推移していた株価が数日で3倍近くにまで膨れ上がったのを踏まえると、売り圧力が強まることが懸念され、買いを入れるのは控えたいところ。

似た値動きが起きた回数:343回
→そのうち、値上がりした回数:86回
→そのうち、値下がりした回数:257回
→1度あたりの平均株価変動率:-6.43%
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(4777) ガーラ:期間=1月20日
オンラインゲーム事業を展開。クチコミ分析なども。
昨年12月より、韓国子会社が開発したスマホ向けゲーム「フリフオールスターズ」を英語圏にてサービスを開始したとのことで、買いが集中しています。12月中旬まで200円付近で推移していた株価は、既に3,000円近くにまで上昇していますが、高値づかみとなりかねないため買いは控えておきたいところ。

似た値動きが起きた回数:343回
→そのうち、値上がりした回数:86回
→そのうち、値下がりした回数:257回
→1度あたりの平均株価変動率:-6.43%
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まとめ:ご紹介した全ての銘柄は「下落余地の大きな」チャート形

以上の銘柄は、統計的に見ると「下落余地の大きな」チャートの形をしています。投資を考えている方は、ぜひ検討しなおしてみて下さい。
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想