【115円台では買い意欲が強いが・・】 

著者:平野朋之
投稿:2015/01/19 11:43

「戻り売り」優勢が続く


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皆様、こんにちは。

今週も宜しくお願い致します。




■今朝はおなしい動きとなっている「ドル/円」ですが、
週末は、乱高下を繰り返し目先の方向感に欠け、
ボラティリティも高まっています。


■最近のパターンは・・・、

アジアタイムでは安全資産の1つである「円」が買われる
傾向があり、ロンドン、NYタイムでは株式動向そして
米国長期金利の動向に左右されやすい地合いが続いています。

ちなみに先週末は、その長期金利が上昇したことが影響して
117円台を回復しています。




■日足ベースの移動平均線また平均足で中期的な
トレンド確認すると、戻り売り優勢となっています。

レートだけをみていると、115円台に入ってくると
買われる傾向が強いのですが、気をつけるべきポイント
があります。


現在の日足チャートをみると・・・、


・移動平均線も「下降」

・平均足も「下降継続を示唆」

・ボリンジャーバンドのマイナス2σに沿って
 バンドウォークをしています



■将来的には、「円安傾向」であるかもしれませんが、
目先の流れは「下」を向いているとことを頭に入れて
トレードをすることが大切だと思っています。


また、115円ミドルを終値ベースで割り込むと、
ストップを誘発して、大きく下落する可能性があると
思っていますので、このポイントは注意をする
様にしてください。


今週もよろしくお願い致します。


平野朋之
株式会社トレードタイム代表取締役
配信元: 達人の予想