週間足ベースのテクニカルも「戻り売り」優勢に

著者:平野朋之
投稿:2015/01/16 11:52

但し、目先は「自立反発」を考慮する必要あり



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皆様、こんにちは。


■昨日、スイス中銀のフラン上限を撤廃するという材料は、
為替市場だけでなく、株式市場にも大きく影響し、
多くの欧州株は高く、米国は続落となりそして原油は上下5ドル前後
動き、混乱した一日でした。




■ドル/円に関しては、先日の下げで一時的な自律反発の
可能性があるとみていましたが、クロス円全体は
最近のトレンド通りに下落しています。




■現在は、上下に1円程は動くので、目先は「上」、「下」の
両方とも達成しやすい地合いですが、大きな流れは、「下向き」です。




週間足ベースの「トレンド系テクニカル」は、「下降示唆中」です。



ただし、目先の流れは・・・、

週末を控え「買戻し」の十分に考えられますので、
NYクローズにかけては「買いスタンス」だと思っています。




■以下、重要な注目のポイントです。


118円超え・・・ここはレートの節目とストップが溜まっている
       ポイントとなっています。

115円55銭レべル・・・ 12/16安値で、ここを割り込むと、
       中期的にも「円高/ドル安」に勢いがかかりそうです。



■大きな流れと、目先の値動きは別で考える必要が
あります。





平野朋之
株式会社トレードタイム代表取締役
配信元: 達人の予想