明日の東京株式市場見通し
14日の東京株式市場は強弱感対立のなかもやや売り優勢で、下値模索の動きとなる可能性が高い。いずれにせよ全体指数は先物主導で上下に振られやすく、引き続き個別株の空中戦が意識されそうだ。
全体相場は原油市況の動向に欧米株、為替相場の動きを絡め一段と神経質な地合いで、この3要素に大きなプラス変化がない限り、積極的に上値を買うインセンティブに乏しい状況にあることは確か。国内材料はアナウンス効果の強い政策当局の動きでも出れば話は別だが、それ以外はスルーされやすい。
一方、株式需給面では現状は国策が機能している。下値では日銀のETF買いなどが待っており、投資家はそれが分かっているだけに、一方的に売り込まれるような展開ともなりづらいだろう。くしくも13日の相場は後場になってマーケットに底流するそうした思惑を色濃く反映する動きとなった。
もっとも日経平均1万7000円大台攻防は今の相場では少々荷が重い。7日と13日に打診した1万6800円近辺が当面の攻防ラインとして意識されそうだ。仮にここを下抜けると1万6000円台前半まで深押しの懸念も出てくる。
全体相場は原油市況の動向に欧米株、為替相場の動きを絡め一段と神経質な地合いで、この3要素に大きなプラス変化がない限り、積極的に上値を買うインセンティブに乏しい状況にあることは確か。国内材料はアナウンス効果の強い政策当局の動きでも出れば話は別だが、それ以外はスルーされやすい。
一方、株式需給面では現状は国策が機能している。下値では日銀のETF買いなどが待っており、投資家はそれが分かっているだけに、一方的に売り込まれるような展開ともなりづらいだろう。くしくも13日の相場は後場になってマーケットに底流するそうした思惑を色濃く反映する動きとなった。
もっとも日経平均1万7000円大台攻防は今の相場では少々荷が重い。7日と13日に打診した1万6800円近辺が当面の攻防ラインとして意識されそうだ。仮にここを下抜けると1万6000円台前半まで深押しの懸念も出てくる。