寄付きこそ安いが後場にかけて上昇か？！

目先は為替に左右される展開か

米ドルが1ドル119円台まで円高が進んだことにより、5日の日経平均株価は下落して始まることが予想されます。しかしながら5日は第発会でご祝儀買いムードが広がり後場にかけて株価は戻す展開になると予想されます。

2015年の日本株市場は、目先ギリシャの財政問題が懸念されている影響で株価が軟調に推移していますが、依然中長期では円安トレンドが続いていることや、株価下落局面においてはGPIFや日銀による株価買い支えが期待でき、下値を徐々に切り上げながら4月初旬までは強い展開を予想しています。ただ5月以降は、依然明確に回復しない日本経済に対する不安から、予想以上に低い企業決算が発表されるリスクがあり、波乱含みの展開になりそうです。

年初から春先までは比較的リスクをとりやすい環境ですが、5月以降は株価の急落も意識しながら運用することが大切だと考えています。