都心の物件価値の先高期待感
都心の超高層マンションに人気が集まっている。高額物件の動きが活発化している背景には、大規模な金融緩和に伴う金利低下に加え、株式投資などで得た利益が高額マンション市場に流れ込んでいるためだ。
さらに、2020年の東京五輪に向けて、再開発や新交通網の整備などが計画され、都心の物件価値の先高期待感から富裕層の資産効率化ニーズが高まりをみせている。また、急速な円安進行によって中国、台湾、シンガポールの企業や個人から、運用先を求めた資金が継続的に流入している。
東京建物<8804>は、東京・JR目黒駅前で2棟の超高層マンション「目黒駅前タワー(40階建と38階建、総戸数945戸)」を建設。竣工予定は17年11月。販売は16年6月からスタート。坪当たりの販売価格は推定で500万円程度とみられている。
積水ハウス<1928>は、東京・港区白金で「グランメゾン白金の杜ザ・タワー(30階建、総戸数334戸)」を建設中。第4期3次の販売価格帯は1億240万~1億3620万円。既に販売をスタートしており、入居は15年8月上旬以降。
三井不動産<8801>、伊藤忠商事<8001>など5社が東京・港区芝浦で開発する「GLOBAL FRONT TOWER(34階建、総戸数883戸)」も分譲を開始。第2期3次の販売価格帯は5720万~6770万円。
三菱地所<8802>は、東京都庁のすぐ隣にある西新宿5丁目で大規模な再開発を推進中。再開発の中心となるのが、マンションとしては国内最高階の60階という「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」(60階建、総戸数954戸)。販売開始は15年2月上旬を予定している。
◆主な都心の高層マンション関連銘柄
銘柄(コード) 今期営業利益率 株価 PER
三井不<8801> 6.0 3116・5 34.2
菱地所<8802> ▼8.8 2445・5 56.5
東建物<8804> ▼4.6 869 4.6
積水ハウス<1928> 9.9 1557・5 11.9
さらに、2020年の東京五輪に向けて、再開発や新交通網の整備などが計画され、都心の物件価値の先高期待感から富裕層の資産効率化ニーズが高まりをみせている。また、急速な円安進行によって中国、台湾、シンガポールの企業や個人から、運用先を求めた資金が継続的に流入している。
東京建物<8804>は、東京・JR目黒駅前で2棟の超高層マンション「目黒駅前タワー(40階建と38階建、総戸数945戸)」を建設。竣工予定は17年11月。販売は16年6月からスタート。坪当たりの販売価格は推定で500万円程度とみられている。
積水ハウス<1928>は、東京・港区白金で「グランメゾン白金の杜ザ・タワー(30階建、総戸数334戸)」を建設中。第4期3次の販売価格帯は1億240万~1億3620万円。既に販売をスタートしており、入居は15年8月上旬以降。
三井不動産<8801>、伊藤忠商事<8001>など5社が東京・港区芝浦で開発する「GLOBAL FRONT TOWER(34階建、総戸数883戸)」も分譲を開始。第2期3次の販売価格帯は5720万~6770万円。
三菱地所<8802>は、東京都庁のすぐ隣にある西新宿5丁目で大規模な再開発を推進中。再開発の中心となるのが、マンションとしては国内最高階の60階という「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」(60階建、総戸数954戸)。販売開始は15年2月上旬を予定している。
◆主な都心の高層マンション関連銘柄
銘柄(コード) 今期営業利益率 株価 PER
三井不<8801> 6.0 3116・5 34.2
菱地所<8802> ▼8.8 2445・5 56.5
東建物<8804> ▼4.6 869 4.6
積水ハウス<1928> 9.9 1557・5 11.9