明日の東京株式市場見通し
9日の東京株式市場では、前日までの7日続伸による高値警戒感に加え、買い疲れ感が出ているとの指摘もあることから、日経平均株価は一服商状となりそうだ。
8日の東京株式市場は、寄り付き前に発表された7~9月期の実質国内総生産(GDP)の2次速報値が下方修正されたにもかかわらず、前週末の米株式相場の上昇と、外国為替市場での1ドル=121円台後半という円安・ドル高加速を好感して続伸のスタートとなった。日経平均株価は一時、1万8000円を上回り、約7年4カ月ぶりの高値水準となった。その後は、前週末終値を挟んでの一進一退の動きとなり、終値は同15円高の1万7935円となった。
市場関係者からは「日経平均株価が、いったん心理的フシ目の1万8000円台に乗せたことで、一応の目標達成感が出ていることは確か。ここまで、外国為替市場での円安・ドル高が急ピッチで進行。それが牽引するかたちで株価も急上昇してきた。ただ、1万8000円を超えてきたことで、もう一段の上昇には、新たなプラス材料が必要となる。それが出現するまでは、横ばい弱含み推移にならざるを得ない」との見方が出ていた。
8日の東京株式市場は、寄り付き前に発表された7~9月期の実質国内総生産(GDP)の2次速報値が下方修正されたにもかかわらず、前週末の米株式相場の上昇と、外国為替市場での1ドル=121円台後半という円安・ドル高加速を好感して続伸のスタートとなった。日経平均株価は一時、1万8000円を上回り、約7年4カ月ぶりの高値水準となった。その後は、前週末終値を挟んでの一進一退の動きとなり、終値は同15円高の1万7935円となった。
市場関係者からは「日経平均株価が、いったん心理的フシ目の1万8000円台に乗せたことで、一応の目標達成感が出ていることは確か。ここまで、外国為替市場での円安・ドル高が急ピッチで進行。それが牽引するかたちで株価も急上昇してきた。ただ、1万8000円を超えてきたことで、もう一段の上昇には、新たなプラス材料が必要となる。それが出現するまでは、横ばい弱含み推移にならざるを得ない」との見方が出ていた。