<私の相場観>=水戸証券・投資情報部長 須田 恭通氏

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/26 12:02
 中東、ウクライナなどの地政学リスク以外は、マイナス材料は見当たらない。さらに、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の国内株式運用比率の引き上げや、法人税減税の具体化による企業収益向上への期待感があるのに加え、海外投資家の日本株回帰の動きも予想される。

 万が一、消費増税後の国内景気が想定を下回った場合には、日銀が金融政策の追加緩和というカードを切る用意も想定され、今後の日経平均株価はジリ高歩調をたどり、昨年末高値の1万6300円水準をクリアしてくることになりそうだ。

 個別銘柄では、ミツミ電機<6767.T>に注目。9月発売予定の「iPhone6」をはじめとしたスマートフォン向けに手ブレ修正部品の需要が旺盛。下期以降の生産能力引き上げで、利益上方修正が期待できる。好採算のカラートナーの好調推移などで、今期最高益更新が見込まれる大日本精化工業<4116.T>、ネットオークションなどの情報・価格検索や分析サービス行うサイトを運営し、有料会員が順調な増加をみせているオークファン<3674.T>にも注目。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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