「あとは軸の傾きに従って・・・」
先週末の日経平均は70.85円安の13388.86円で取引を終了した。朝方は堅調スタートとなったが、買い一巡後は急速に上値が重くなる展開。テクニカル的な達成感が漂ったほか、重要イベントを控えて様子見ムードが広がった。シリア情勢も不透明であり、引けにかけてポジション整理の売りが目立った。日経平均の日足チャートでは大陰線が出現。上方の窓を完全に埋めており、目標達成感の強いチャート形状。これで周辺の窓をすべて埋めており、ここから先は軸の傾きに従って動くことになる。もちろん今は「軸が下向き」であり、来週にも下方ブレイクすると思われる。目標となるのは下方の窓(11779.42円-11803.09円)であり、大きな下落余地がある。ここから1600円ほど下落する可能性があるということだ。投資家はかなり警戒する必要があるだろう。