<私の相場観>=東洋証券・ストラテジスト 大塚 竜太氏
最近の株式市場は調整色が強く、上昇トレンドを継続できるのか微妙な情勢にあるものの、基本は押し目買い対処で報われるとみている。目先は企業の4~6月期決算発表もほぼ終了し、手掛かり材料に事欠くイメージだ。しかし、ここは好決算発表銘柄の全体相場にツレ安する場面を丹念に拾っていくのが、地味ながら有効な作戦となる。
日経平均は6月28日に463円高とマドを開けての急騰を演じ、25日移動平均線を一気に上回ったが、今回の調整ではこの時のマドを埋めに行く展開も想定される。ただ、ここから下げてもマド埋め完了となる1万3200円近辺で調整終了となる公算は大きい。
昨今の為替の円高傾向は嫌味だが、FRBの量的緩和縮小は遅くとも年内には実施される方向で、好調な米国景気や日米金利差拡大の思惑から中期円安トレンドに変化はないとみている。
物色対象としては、円高懸念で下げた主力自動車株は押し目買いで面白い。また、9月7日に明らかになる東京五輪招致への期待を背景に、ゼネコンや橋梁株などの内需インフラ関連にも照準を合わせてみたい。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
日経平均は6月28日に463円高とマドを開けての急騰を演じ、25日移動平均線を一気に上回ったが、今回の調整ではこの時のマドを埋めに行く展開も想定される。ただ、ここから下げてもマド埋め完了となる1万3200円近辺で調整終了となる公算は大きい。
昨今の為替の円高傾向は嫌味だが、FRBの量的緩和縮小は遅くとも年内には実施される方向で、好調な米国景気や日米金利差拡大の思惑から中期円安トレンドに変化はないとみている。
物色対象としては、円高懸念で下げた主力自動車株は押し目買いで面白い。また、9月7日に明らかになる東京五輪招致への期待を背景に、ゼネコンや橋梁株などの内需インフラ関連にも照準を合わせてみたい。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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