「金融政策は現状維持も、買い意欲は強い」

著者:黒岩泰
投稿:2013/07/12 06:22

「明日はオプションSQ」

 本日の日経平均は55.98円高の14472.58円で取引を終了した。朝方は円高を受けて軟調スタートとなったものの、売り一巡後は押し目買いが優勢。お昼に日銀金融政策決定会合の結果が「現状維持」と報じられると再びマイナス圏に沈んだが、引けにかけては再度買われる展開となった。物色されたのは、昨日同様、3Dプリンター関連や猛暑関連など。直近上場のサントリー食品(2587)は指数組み入れの影響もあり、上場来高値を更新した。日経平均のローソク足では陽線が出現しており、押し目買い意欲の強さを示唆している。上昇トレンドが継続していること意味しており、明日にも戻り高値を更新するだろう。

「いつもの看板発見」

 そしていつも通り1か月一度の看板が見えてきた。「なになに?カーナビが間違っています?」――そういえば山梨県の山ん中にそんな看板があるのを思い出した。カーナビは一般的に目的地の最短距離の道路を案内するという特性がある。本当に間違っているのならば、引き返さなければならない。
黒岩泰
株式アナリスト
配信元: 達人の予想