「軸上向きに転換」
本日の日経平均は463.77円高の13677.32円で取引を終了した。朝方から米株高、円安を受けて買い先行となったあとは、さらに一段高の展開。中国リスクが後退したほか、新興市場の銘柄が上昇。主力銘柄に買いが入り、大幅高の展開となった。日経平均の日足チャートでは、大陽線が出現。窓を空けて上昇しており、強気相場入りを示唆している。焦点となっていた13600円どころのファンダメンタルズの壁も突破。軸下向きを否定する動きとなっている。目先はリバウンドを試す動きとなり、上方の窓(14098.16円-14243.49円)を目指す展開となりそうだ。「窓・壁・軸理論」では、窓空け上昇となったことで、軸上向きが濃厚。目先は断面図で低いところである上方の窓を埋めることになりそうだ。軸が上向きに傾いたのは、過度なリスク後退したから。海外株式の上昇、円安に傾いたことで、相場の方向性が上にシフトしたと思われる。