「壁ブレイクなら、連鎖的な窓埋めへ」
本日の日経平均は14.48円高の14326.46円で取引を終了した。朝方は買い先行となったものの、引けにかけて急失速。前日比ではプラス圏を維持したものの、引け味の悪い相場展開となった。日経平均の日足チャートでは、陰線が出現。前日のローソク足との組み合わせでは、弱気のかぶせ足となり、早くもリバウンド局面が終了した可能性を示唆している。今後、焦点となるのは、やはり下方のテクニカルの壁との攻防である。この壁が存在しているのか、それとも本日の上昇で消滅したのか、その辺を見極める必要がありそうだ。ただ、いずれにしても軸は下向きと考えられることから、最終的には下方ブレイクする可能性が高い。下方の4つの窓を連鎖的に埋めることが予想され、短期的には4段目の窓下限(12634.54円)までの下落余地があると考えたい。