「連日の乱高下、14000円付近にTの壁が出現」

著者:黒岩泰
投稿:2013/05/24 16:55

「需給は一時的に改善も・・・」

 昨日の日経平均は128.47円高の14612.45円で取引を終了した。朝方は買い先行から15000円台に乗せる場面もあったが、後場に入ってからは一転して売りが優勢。一時14000円を割り込む場面もあった。それでも引けにかけては切り返し、日経平均はプラス圏を維持。ザラバの値幅が2日連続で1000円以上となる大波乱の一日となった。日経平均の日足チャートでは、長い下ひげが出現した。上ひげもそこそこ長いのだが、下ひげの方がもっと長い。ここにテクニカルの壁が出現した可能性があり、需給は一時的に反転したとみる。相場の方向性は相変わらず下向きだが、14000円を手前で下げ渋る可能性が高いということだ。

「ドライバーはコンピューター制御?」

本当にこいつの運転は荒っぽい。このまま乗っていたら確実に死ぬだろう。どうやって脱出を試みるのか。いったん停止してくれたら降りられるのだが、今のところ停まる気配はない。もしかしてこの原色女。感情がないのか?コンピューターで制御されているなら、情に訴えても無駄だ。
黒岩泰
株式アナリスト
配信元: 達人の予想