「ファストリが大幅高、指数を牽引」
本日の日経平均は246.24円高の15627.26円で取引を終了した。朝方から米株高を受けて買い先行となり、その後はさらに上値を試す動き。出遅れ銘柄を物色する流れや、先物に断続的な買いが入り、後場に入ってから上昇幅を拡大させた。日経平均の指数寄与度の大きいファストリ(9983)は7%以上の大幅高となった。ただ、主力銘柄の一角には利益確定の売りも目立った。日銀の黒田総裁の会見やバーナンキ議長の議会証言を見極めたいという雰囲気が強まり、引けにかけて売り圧力が強まったのだ。TOPIXはプラス圏を維持しながらも安値引け。